臨床検査部 Medical laboratory

検体検査に関するQ&A

検査結果の報告について Q&A

Q1
採血後、すぐに検査をしているのですか?
診療が円滑に進むように、通常、検査受付を次の3つに分類しています。

1)緊急検査

治療のため、すぐに検査結果が必要なときに該当します。採血後、すぐに検体を検査室に運び約40分で報告しています。検査には、貧血を調べる検査、腎臓や肝臓の機能検査、輸血検査、感染症などがあります。

2)診察前検査

医師がより的確な診療ができるよう、診察前に検査結果を用意します。緊急検査に準じて検査をしています。初診時の血液・尿検査、糖尿病患者様の血糖やヘモグロビンA1cなどの検査、腎臓疾患の尿検査、薬物治療中の患者様の薬物濃度などがあります。

3)普通検査

緊急検査、診察前検査以外の検査のことです。採血された検体は、検査の内容により、血液検査室、免疫化学検査室、感染症検査室などの各検査室に運ばれ検査をスタートします。特殊な検査は、検体を検査結果に影響のない冷蔵や凍結状態で保存して、後日に検査が実施される検査もありますが、次回の再診時には結果がそろっていますのでご安心ください。
Q2
検査結果を詳しく知りたいのですが、検査技師から聞けないのはなぜですか?
検査結果については、担当医に報告しております。検査結果の説明は、担当医がご説明することになっておりますので、担当医に直接お尋ねください。
Q3
夜間や休診日に来ても検査してもらえるのでしょうか?
夜間や休診日などの診療時間外での検査は、救急患者さまや入院患者さま、緊急手術の患者さまを対象に、緊急を要する検査に限定して検査を行っています。
Q4
検査結果を他の病院に持っていきたいのですが、どうしたらよいでしょうか?
他の病院に結果をもって行きたい、等のご希望があることを受診科でご相談してください。また、他の病院を受診なさるようでしたら、今後の診療に役立ちますので、紹介状の提供を主治医に申し出ていただくことをお勧めします。