緩和ケア外科 Palliative Care

当院では年々増加する癌患者に対応する為、平成17年より緩和ケアチーム(算定無し)を発足し活動をしています。
心身共に苦痛なく、残った時間を癌と共存しながら有意義に生きる為には十分な治療と心のこもったケアが必要となります。 それらに対応すべく平成22年12月に緩和ケア外科を新設しました。

緩和ケアチームの活動

当チームでは、病院・在宅・施設等、場所を問わず、早い時期より先を見据えた対応を行っています。また他院から紹介された終末期患者であっても、チームが患者・家族と共に対策を立て、チームが専門分野での活動を生かし対応しています。

治療

一般的な緩和ケアを行うとともに、抗癌剤の必要な場合は抗癌剤を、又手術の必要な場合には積極的に行っています。
例)腹水のある方には腹膜・静脈シャント術(デンバーシャント)等

療養場所

当院では在宅でも入院でも、同じ緩和ケアが受けられるように訪問看護・訪問リハビリテーションも充実しています。

講演抄録集

  • 難治性腹水に対し腹腔静脈シャント術を施行した167名の治療効果、短期死亡率についての検討